Saturday, October 15, 2011







ただいまです。
報告遅くなりましたが東北へいってきました。

仮設住宅の人たちとのお線香作り、
それとみんなに協力してもらった化粧物資を届けて☆
前回現地で出会ったおふたりマキサンエイジサンと一緒に
活動してきました。また再会するなんてね(喜)

岩手の北上で合流し出発。
途中、遠野の峠越えは最高の景色。
前回も感じたけど遠野に入ると不思議な感覚でここは別空間です。
さて
山田町大浦の仮設住宅でのお線香作り,
安全性を考えてお線香の長さ参考にと紙に線を引いてた が。。。
おばちゃん方みんな性格違います。
線に合わせ細く棒状にできる人もいれば
どこまでも長く太いものを作る人もいましたね(笑)
楽しんでもらえたと思います☆

ハードスケジュールでふたりと別れたあと
やはり前回出会ったジュンサンから
「ぜひいってほしい」といわれ陸前高田の竹駒町仮設住宅へ。
ジュンサンが仲良くしているおばあちゃんの仮設を訪ねると
かわいい笑顔で出迎えてくれて部屋で震災時の話をしてくれました。
迫る津波からギリギリ逃げきったけど長く連れ添ったダンナさんを亡くし,
泣きながらそんな話をしてくれたんです。
この仮設をまとめている人とも会い、
お線香作りにすごく興味を持ってくれて次回ここの集会所でやります。
化粧物資も喜んでくれましたよ☆



義援金や仕事の格差。
収入がなく悲観して自らの命を絶つ人もいれば
震災から働き続けなければならない状況で
収入はあるのに精神的に追い込まれて命を絶つ人もいます。
地元の人とボランティアとのトラブル。
どーでもいいボランティア同士のトラブル。
狭い仮設でまともに布団を敷けず小さくなって寝ている人たち,
机を置く場所がなくベッドで勉強している子供達もいます。
皆、復興がんばっているけどこんな現実もあるということを知ってほしい。

地元の人が話してた,
「復興とは? 元の状態に戻すことなんだろうか」
「震災前のシャッターが閉まった閑散とした商店街に戻したいのか」
震災後,東北の人口は一気に減る中
活気ある街に復興させるにはどうすればいいんだろう。
他県から街づくりをする為にいろんな人がきている。
でも学んだ建築設計だけで自分達の満足するデザインを描かないでほしい。
その土地の歴史,文化や伝統、地元の人たちと交流しながら描いてほしい。
期間限定のテーマパークのようなものではなく
ずっと住み続ける彼らの想いを描いてほしい。




コーヒー屋さんのエイジサンは
いつでもどこでもその場でコーヒーをいれて,
カイロプラクティックのマキサンは
身体の具合悪い人にストレッチを教えてあげたり施術をしてました。
これからも彼らの活動をサポートしていきます。
ウチは来年春頃東北入りの予定です。
それまでは引き続き物資や支援金を集めていきます。
これからもずっと。
ご協力よろしくお願いします。

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